ぬぁーメモ

メガゲンガー好き

【全国ダブル】ヤンキープレイと、「守る読み」について

 

今回は常にツイッターのTLでやまない低レートのヤンキープレイに対する罵倒について、それが本当にヤンキープレイなのかどうかを、具体的な場面を想定しながら自分なりの考えをまとめてみた。

 

1ヤンキープレイとは

一般的には「縛られているのに守ったり引いたりせずに突っ張ったり、こちらが普通に行動していれば相手が壊滅しかねない選択を相手が取った」ことがヤンキーとされるようだ。ここでは問題になるのは、①前者では、相手がそのポケモンを捨てて後続の無償降臨を狙い、場を有利にしようとした可能性②後者ではなぜこちらは普通の行動を取らなかったのか、それは積極的なアドを取りに行った選択で、相手からしたらそのアド取り回避の意味があった可能性 があがると思う。具体的に想定してみる。

2初手バシャサンダーvsガルーラファイアロー

こちらがガルーラファイアロー、相手がバシャサンダー。普通に考えればガルーラは猫だましをサンダーに、ファイアローバシャーモブレイブバードでいい。しかし実際はガルーラでサンダーに猫だまし、ファイアローは追い風を選択する人が多い。そしてバシャーモに動かれたら、「ヤンキープレイ低レート死ね」という。なぜバシャが動いたのか反省することなく、「守るべきだろ」と罵倒する。この、バシャが守る読み、の是非について。

 

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                 vs

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お互いの思考

こちら「サンダーはとりあえず猫で止める。バシャはブレバで縛れてるからバシャは守るか引くだろ、裏からスカーフバンギとか出てきたらだるいし追い風しておくか」

相手「嫌な対面になっちゃったな。バシャ守って、次のターンにバシャ引きながらサンダーでアロー処理してバシャ温存したいけど、次のターンサンダーに捨身フレドラ集中されたら耐えないな。てことは、バシャは守る意味がないから引きたいけど、ガルーラより早いスカーフ持ちを出したときに追い風されるとそれで試合が終わっちゃうな。ここは最悪バシャ落ちてもいいから追い風貼られないことを優先するか」

 

どっちが今後の試合展開についてよく考えているのか。相手は、対面が不利だから、バシャを失うことと追い風を貼られることのディスアドバンテージを比較したうえで行動している。こちらは、安直に考えて積極的にアドバンテージを取りにいっている。ヤンキーなのはむしろこちらで、こちらは「ブレイブバードを打たなくてはいけない」場面なのだ。それを打たなくて、甘えた追い風をしている以上、相手の行動をヤンキーと罵倒することはもってのほかだ。守る読み、とはしばしば甘えた行動でありがちなことを認識しておきたい。

 

ただしバシャサンダー側の行動も褒められたものではない。たとえばバシャがいなければこちらのモロバレルで詰みかねない選出をしてる場合、バシャを失うことは追い風を貼られることよりも問題なはずである。したがってこれらのことをすべて踏まえて、この対面は「ガルーラファイアローに有利な択状況」と定義するのが正しい。お互い択負けしても文句は言えないし、バシャ側としてはこのような択が頻発する構築であれば解散すべきであろう。

 

ランドロスサザンドラvsエルフーンクレセリア

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             vs

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実戦の体験談である。こちらランドサザンの裏がヒードランゲンガー、相手の裏がテラキオンリザードンギルガルドランドロス)だった。こちらランドは襷、サザンがスカーフだった。この対面でランドロス地震サザンドラクレセリアに悪の波動を打ったが、この地震がヤンキーにあたるか。

この対面だけを見てランドロス地震はまずアドにならない。相手も想定する必要がない。ランドロスはスカーフ持ちと認識されやすく、クレセリアに氷技で手痛い一撃をくらう可能性がある以上、ランドロステラキオン用にとっておきたいために、ランドロスはとんぼがえりでエルフーンの襷をつぶしつつ、エルフクレセに有利をとれるヒードランあたりに引くのではないか、と相手は想定するだろう。

しかしこちら側としては、クレセリアに悪の波動を打つと、クレセ側からテラキオンが出てきて、エルフーンに追い風されてしまうと、もう試合が終わってしまう。そのため、「テラキオンが出てくる状況が最悪だから、ランドロスが氷技をもらうことを覚悟の上で、最悪の状況を避けるために」地震を打たざるを得ない。ここで大事なのは、エルフーンサザンドラで火炎放射を打たないこと。クレセリアが引かずにつっぱってきた場合に、地震+放射でエルフーンを倒すと、裏から無償でテラキリザあたりが出てきて終わってしまう。地震をうつ以上、エルフーンを倒してはいけないし、クレセが引いてこなかった場合に備えてサザンはクレセに悪の波動を打つべきだと思っている。したがってこの対面でのランドの地震はヤンキーではなく、リスク管理を意識した手であるということだ。

 

フレ戦のいいところは、自分が想定していなかった択を取られた際に、なぜそうしたのかを相手に聞けるところだ。だからお互い学ぶことも多い。だから身内読みでピンポイントな読みを連発する人とのフレ戦は、する価値がないとすら思っている。全体の試合の流れを通したリスク管理の仕方を学べる人とフレ戦したい。

 

4最後に

自分がヤンキーで負けた、と思った場合レートではバトルビデオを取って見返すことにしている。そしてなぜ相手がその行動を取ったかを熟慮したうえであり得ない、と思ったときにそれをヤンキープレイ、としている。一番良くないのは「ヤンキープレイツイート」に対して横から具体的な状況を知らずに、「ヤンキープレイとか言ってるけどそれは本当にヤンキーなのか」と指摘してくること。ヤンキーで負けたツイートに対してはお互い干渉しないことが望ましい。